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SMセレクト 基礎データ


雑誌名   SMセレクト
出版社   株式会社 東京三世社
創刊号   1970年11月号
最終号   1990年 6月号?
サイズ   新書判。86年10月号よりA5サイズ
備 考   最初期のみ隔月発刊、のちに月刊誌

第1冊目(70年11月号)は、創刊準備号と銘打たれ、第2冊目(71年1月号)が
創刊号と表記されている。そのためセレクトの創刊は71年と理解されている方も
おられるが、当資料館では、初刊の70年11月号を創刊号として扱うこととする。



概 要


「SMセレクト」は70年代から80年代にかけて、SM雑誌というジャンルを大衆化させ、確固たる地位を築くに至ったパイオニアであり、常にこのジャンルを牽引した重鎮的存在であった。

SMセレクトの創刊号は、1970年(昭和45年)11月、東京三世社より「実話雑誌」11月増刊号として発刊、隔月刊行の予定で、翌年1月に第2号が発売された。
創刊号の売れゆきに気を良くした、社長の鶴の一声で月刊誌に急遽変更となり、2月号はなんとか発刊したが、準備不足のため3月号は発行できずに休刊、月刊誌としてのスタートは、体制の整った4月号からである。
サイズは新書判、東京三世社の他のアダルト雑誌と同サイズであった。

最初期のSMセレクト誌は、奇譚クラブをはじめとする既存のマニア誌が、当局への遠慮や取締り回避のため控えていたカラーグラビアを堂々と掲載し、口絵やイラストも大胆に取り入れての船出であった。
戦後、一部のマニアだけを対象に、細々と出版されていたSM雑誌であったが、セレクト誌の好調な売行きと、後追い出版された同種の雑誌などにより、SMは、徐々にではあるが市民権を獲得するのである。
我々のよく見慣れたSM雑誌としての体裁が、創刊当初からほぼ整っており、70年代から80年代のSM雑誌隆盛のさきがけとしての功績は極めて大きいものであったと思う。

創刊後しばらくは、ライバル誌がない事もあって、グラビアにおいては、後に東映からデビューする「池玲子」(71年6月号)や、日活ロマンポルノの大黒柱となる「谷ナオミ」(71年7月)、「宮下順子」(71年8月号)などが紙面を飾る。
緊縛師「美濃村晃」、口絵やイラストに「前田寿安」「椋陽児」、小説では「団鬼六」など、そうそうたる顔ぶれが揃っていた。
同種のSM雑誌が、後を追って次々に発刊されたが、やがて、カメラマンに杉浦則夫、緊縛師に濡木痴夢男を確保した同誌のグラビアは、常に擢んでた存在であった。
やがて、80年代になると、より刺激的なビニ本や裏本、さらには「動くビニ本」といわれたSMビデオなどの登場により、徐々に衰退し、1990年に廃刊することとなる。
70年代のこの種の雑誌の編集者は、意外に人材不足であったようで、新しい雑誌の発刊のたびに移籍していったが、この当時の編集者の多くが、元を正せばセレクト編集部の出身者であった。

残念なことに、発行元の東京三世社も、今年の夏(2010年)に自主整理による廃業、消滅してしまったとのことである。
ちなみに、あくまで噂であるが、あの膨大な量のお宝画像の版権の、少なくとも一部分は、S氏が保有しているとのことである。
もし、それが事実であるなら、多くのSM雑誌の画像の版権が、所在が、行方不明になってしまったという話を聞く中にあって、不幸中の幸いといっていいのではなかろうか。


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SMセレクト タイトルリスト


SMセレクト グラビアタイトル リスト 1970年 〜 87年



SMセレクト グラビア画像


SMセレクト グラビア画像 1970〜87年











画像は、随時追加していきます。

個別には触れませんが、画像をご提供いただいいた皆様に、心よりお礼申し上げます。

なお、容量の関係で、リサイズなどの処理をしております。ご了承ください。

ご意見・情報などございましたら、本館のメールフォーム、掲示板でご連絡ください。




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