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小説SMセレクト 基礎データ


雑誌名   小説SMセレクト
出版社   株式会社 東京三世社
創刊号   1973年03月号
最終号   不明
サイズ   A5版
備 考   1980年まで隔月発刊、81年より毎月発行








概 要


     「小説SMセレクト」は、SMセレクトの姉妹雑誌として、1973年3月に創刊号が発売された。
     73年は不定期であったが、74年からは隔月発売、1980年以降は、毎月発行の月刊誌となる。

     小説SMセレクトの発売は、新書サイズで創刊されたSMセレクトの好調に、後を追うように次々に創刊されたSM雑誌の多くが、
     A5サイズを採用して、新書サイズのセレクト誌が先行きに危機感を抱いたことが、理由の一つであった。
     この雑誌の大きな特徴の一つは、SMセレクト同様、カメラマン杉浦氏と緊縛師濡木氏のゴールデンコンビによる迫力あるカラー
     グラビアの魅力にあった。

     70年代前半に、これでもかと言わんばかりに同種のSM雑誌が、発刊された。
     しかし、その中で「裸の女に縄を巻きつけておけば、それで良かろう」的な、流行を追うだけの安易な雑誌が多い中で、セレクト系
     の二誌(東京三世社)は、コレクター・SM奇譚(サン出版)などとともに、70年代において際立った存在であったように思う。

     コレクターとSM奇譚は、戦後のSM文化をリードした大御所美濃村晃氏(須磨利之)が、創刊号以来一貫して緊縛を担当した。
     良くも悪くも、コレクターとSM奇譚のグラビアは、美濃村流SMであり、その本質は四畳半的SMの世界であったと私は考える。
     セレクト二誌は、創刊後あまり時間を置かずに、杉浦、濡木が相次いでグラビアを担当するようになるが、その特徴は、美濃村SM  
     の特徴が「静」であるのに比して、「動」であったように私には思える。
     セレクトの撮影同行記にもよく出てくるが、杉浦の撮影は常に気合が入っていて騒々しい。
     また、濡木の緊縛も、ポーズを次々に変化させ、まるで緊縛プレイの動画の一部を見ているような、生々しさが感じられる。
     他方、美濃村のSMは、「女を捕らえてきて、半裸で柱に縛りつけ、さてどう料理しようか」という一瞬の静止画像が一番美しいと
     私には思える。

     この二社の競合は、そして、「杉浦+濡木ワールド」と「美濃村ワールド」の対比、競合は、美濃村が79年に病をえて、SM現場の
     第一線から姿を消すまで続くのである。
     美濃村を失ったコレクターと奇譚は、濡木の参入にもかかわらず、急速にその勢いを失って、やがて廃刊のやむなきに至る。
     一方のセレクト二誌は、80年代に入っても暫くは、生き延びていくのである。







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小説SMセレクト タイトルリスト


小説SMセレクト グラビアタイトルリスト 1973年〜87年



小説SMセレクト  画像


準備中













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